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建物構造が住みごこちを左右する

住まいにおける玄関の役割

住まいの玄関を見ると、その家の住人がどのような人かわかるので、玄関は、顔と思い常に他からみてもきちんとしていると思われるようにしておかなければならない、とよくいわれたものです。
確かに、玄関は、仏道では玄妙な道に入る関門との意味があって、特別な場所といったイメージがあります。
玄関には、必ず住まいの中と外を隔てるしきりがあり、だれでも入れるわけではありません。玄関は、その家への出入り口であり、人をわける関門です。
玄関まで遠い大きな住まいの方は、ややもすれば、自分と他とをはっきりわけて、荘厳なおももちで暮らしていらっしゃるのであろうと想像しますし、オープンで、玄関の扉が開かれているお住まいでは、多くの方と接することを望んでいらっしゃるのかと想像できます。
美しいお花がたくさん飾られた玄関もあれば、何もない、スッキリとした玄関のお宅もあります。
まさに、顔は色々です。

しかしながら、昔のオープンな気質のあった時代とは異なり、現代はどのような犯罪がおきるかわからない危ない世の中でもあります。
玄関に入る前にけがれを払うこともあれば、玄関の中の住人に、害を及ぼしかねない人へのしきりとして、玄関には、防犯カメラが設置されている家もあります。
住まいは、本来、そこに暮らす人が安らげる空間でなければなりませんから、玄関の外の訪問者が、中の住民にとって安心して関係を持てる顔かどうかの判別もするのです。
あくまで、玄関の中に入れる人は、そのしきりを超えるにふさわしい人でなければならないのです。
玄関は、その住まいの住人の顔であり、また、中と外とを見渡している番人的な役割もしています。

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